■ ID | 514 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 綾瀬川断層におけるP波反射法地震探査 |
■ 著者 | 石山達也
(独)産業技術総合研究所 水野清秀 (独)産業技術総合研究所 杉山雄一 (独)産業技術総合研究所 須貝俊彦 東京大学 中里裕臣 (独)農業工学研究所 八戸昭一 埼玉県環境科学国際センター 廣末匡基 轄辮_コンサルタンツ |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 地球惑星科学関連学会2005年合同大会、平成17年5月25日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県はもとより首都圏に最も近接する活断層である綾瀬川断層の実体を解明するため、P波反射法地震探査(鴻巣市下川面から北本市深井2丁目付近に至る全長約2.6kmの区間)を実施した。
探査の結果、大宮台地北東縁部には東翼を有する単斜構造が存在することが明らかになった。このような構造は逆断層により形成されるため、大宮台地の地下には西傾斜の伏在逆断層が存在すると推測される。また、元荒川低地には厚さ1.5kmを超える鮮新−更新統がほぼ水平に分布するが、向斜軸を境に層厚を減じながら東に傾斜していた。反射断面では上盤側で深度40mの反射面までは確実に単斜構造に参加していた。既存のボーリング層序から変形に参加する最上位の反射面は下総層群上部に相当するため、反射断面は少なくとも中部更新世までの単斜構造の成長を記録していることを意味する。 |
■ キーワード | 綾瀬川断層、活断層、反射法地震探査 |
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